当日の流れ・検査

認知症疾患医療センター

当日の(受診の)流れ

STEP.1-問診

STEP.1-問診
もの忘れ外来予約後相談員より、もの忘れなど心配事や生活状況について事前に電話や面接にておうかがいします。
※予約制です

 

STEP.2-検査

ご家族など、日常生活を説明できる方とご一緒に来院下さい。

  • MRI(CT)
    VSRAD(ブイエスラド:早期アルツハイマー型認知症診断支援システム) を利用して解析を実施。
    >>VSRAD(ブイエスラド)とは
  • MRA
  • 血液検査
  • 脳波(脳の劣化度を測定)
    脳機能研究所で開発された、脳波で脳の劣化度を測定できる検査です。
  • 神経心理テスト:
    認知機能を簡便に測定できるスクリーニング検査です。
    MMSE(Mini-Mental State Examination 認知機能検査)

STEP.3-診察・方針決定

  • 専門医による診察・診断を行い、結果説明・治療計画を立てます。
    ご本人・ご家族の同意があれば、施設職員・担当のケアマネジャー・地域包括支援センター、サービス事業所担当者の同席も可能です。よりよい地域生活の継続のためにご協力をお願いします。
  • 原則、かかりつけ医への診療情報提供書の作成行い、治療の継続を依頼します。経過の確認やさらに詳しい検査が必要な場合など、再度当院を受診していただくこともあります。他の医療機関への受診をお勧めする場合もあります。

検査

VSRAD(ブイエスラド:早期アルツハイマー型認知症診断支援システム)とは

VSRAD(ブイエスラド)とは、「早期アルツハイマー型認知症診断支援システム」のことです。
VSRADは、前駆期を含む早期アルツハイマー型認知症に見ら れる海馬傍回(かいばぼうかい)の萎縮の程度を読み取るためのMRI画像処理・統計解析ソフトです。前駆者を含む早期アルツハイマー型認知症」 において健常高齢者との鑑別では、80%以上の正診率となることが確認されています。
※VSRADとは、Voxel-based Spesific Regional analysis system for Alzheimer’s Diseaseの略で、埼玉医科大学病院核医学診療科松田博史教授の総監修の下、大日本印刷株式会社ならびにエーザイ株式会社が共同開発した、早期アルツ ハイマー病診断支援システムです。
※アルツハイマー型認知症の診断は、臨床情報に基づき判断されるものであり、VSRADはあくまでも補助検査となります。したがってこの検査結果のみでアルツハイマー型認知症と診断することは出来ません。

VSRAD(ブイエスラド:早期アルツハイマー型認知症診断支援システム)とは

脳波測定による脳機能活性度検査とは

脳機能活性度検査とは、脳機能研究所により開発された、脳機能の活性度状態からもの忘れなどの程度を診ることができる検査システムです。

  • 21チャンネルの脳波を測定、解析します。
  • 検査時間はわずか5分です。

この画像は検査の様子です。痛みなども全くありません。
結果は下記のように示され、脳の劣化度により認知症の診断に利用されます。

VSRAD(ブイエスラド:早期アルツハイマー型認知症診断支援システム)とは

倉敷平成病院 認知症疾患医療センター

〒710-0826 岡山県倉敷市老松町4丁目3-38
直通電話:086-427-3535
FAX(紹介受診用):086-427-1197